月明り差し込み優しく光る、静寂に包まれた一室は、皇族がほっと息をつくための場所に思われた。
西の壁には皇族の往来する建屋においては、比較的静かな装いの掛け軸が飾られている。
この落ち着いた部屋であればこそ、皇族はひと時の頭空っぽを嗜むことができるのである。
使用必須ワード
・皇族
皇帝の一族、あるいは日本の天皇の親族のうち、既婚の女子を除く男系の嫡出の血族およびその配偶者の総称。
・掛け軸
書や東洋画を裂(きれ)や紙で表装したもの。日本では床の間などに掛けて鑑賞し、「床掛け」と言われることもある。
書や東洋画を裂や紙で表装したもの。日本では床の間などにかけて鑑賞し、「床掛け」といわれることもある。
・頭からっぽ
頭空っぽ
今日はもう寝る。
コメント