工場とは、モノに付加価値をつける場所である。
最終的に販売される製品となるまでに、無数とも思えるほど多種多様な付加価値付けをまた無数の工場がそれぞれ行っている。供給連鎖、サプライチェーンだ。
最終的なプロダクトを生産、販売する企業を頂点として、最初の原料を扱う企業まで、ピラミッド構造となっている。
消費者がもちろん最終的な客であり、消費者が目にする製品を扱うのが、頂点に君臨する企業である。
いちばんをお金が多く支払われるのは、当たり前に頂点の企業になる。
頂点の企業が借金をしてまで、その下請企業に支払をしているのでなければ、そこから天下り的に金のめぐる量は少なくなっていく。
あくまで企業、分野スケールの話ではあるから、単純に一個人のサラリーとは結びつかないかもしれない。
赤字を出すとは、企業から見れば、人と物と金の浪費である。
どんなに私生活では倹約をしていようと、損失を出す仕事をしていたら、それは浪費家だ。
社会に損失を強いている。できれば、その状態に身を置いていたくはない。
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