思考の整理学/外山滋比古 (1)

読書記録

はじめに

本当は、この本にはどんなことが書かれていて、何に役立てる事が出来るのかを自分なりにまとめた記事にしたいと思っていました。

しかし、うまくまとめる事を考えすぎて、なかなか作業が進まない事と、他にやりたいことや不安なことが出来てしまった事で、頓挫しかけの状態だったので、それなら適当でも短くても感想を書いた方がマシだと思い、手を動かし始めました。

ですので、この本の内容を知りたい人の為や、僕自身が見返す為のまとめ的な内容にはなっていません。
僕の記憶を頼りに勝手で稚拙な解釈を書いていきますので、実際に書かれている内容とあっているわけではありません。

この本の内容は、細かな章ごとに面白い考えが書かれているのですが、それらをうまく統合して最終的に言いたい結論にもっていけるほど、理解しているわけでも、整理できているわけでもありません。
そのあたりをご理解して頂けると幸いです。

なぜこの本を読んだのか

この本の存在は、もう覚えていないほどずいぶん前から知っていました。

受験もずいぶん前、学生時代も懐かしく思えてくる今になって、この本を読もうと思った理由は2つあります。

ひとつは、常に自分に付きまとう悩みが社会人になっても消えるどころか増えていく一方であることを感じ、「考える」という事に興味を持ったこと。

ふたつめは、考えるという事は脳が行っている事だから、自分の脳を育てたり使う為のよい方法を知りたいと思ったこと。

つまり、自分の頭を良くして悩みを解決したいと思って読み始めました。

あとは、超有名な本だから一応読んでおこうと思ったのもあります。

この本の知識をそのまま書いていたり、本の内容を忘れてしまって自分なりの考えや言葉で補って文章を書いていたりと、ずいぶんまとまりのない文章になっていると思います。

なんの為に思考を整理したいのか?

勉強をするというと、学校に行って講義を受けたり教科書を読んだり、問題集を解いて解法を覚えたりという選択肢を取る人がほとんどだと思います。

しかし、これらの行動は大抵知識を習得するというインプットの行為です。

私たちは勉強というと、このインプットを想像する人が多いのではないでしょうか。

このような、知識を習得する能力をこの本では「グライダー能力」、
対して、自分で新しいものごとや疑問点を発見したり、発明したりする能力のことを「飛行機能力」と呼びます。

イメージでは、エンジンを積んでいるかどうかという違いです。

誰かに導かれないと知識を活用できない(飛べない)か、引導する者が居なくても活用できる(飛べる)かとう点でその差をこういった呼び方で差をつけています。

もちろん、飛行機人間の方が良いのですが、グライダー能力(知識習得能力)が必要ないわけではありません。


そこは勘違いしないようにして、どうしたらエンジンを搭載し自ら羽ばたけるようになれるのか説明していきます。

結論!

各章の内容をまとめるのは難しいので、この本を一通り読んで僕がこれから意識して行っていきたいことを箇条書きし、それぞれに対して理由を説明するという書き方をします。

ちなみに、結論という題をつけてはいますが、この本の内容は、こういう時はこうすれば誰でも一発で問題解決!というようはハウツー的な書き方はされていません。

なので、僕なりの解釈で、僕ほこう考えていきたいというような内容で結論をまとめることになります。

  1. しっかり寝て忘れる → 整理する(人間の自然機能)
  2. 書いて忘れる → 整理する(意図的な行動)
  3. とにかく沢山読んで、書き、直す
  4. しゃべる

いきなり、忘れるという不安になる言葉が出てきますが、これが発想の為には必要なこととなります。

それぞれの項目に対して、ひとつづつ説明をしていきます。

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