空と言われて想像するのは、まずは青い空に白い雲でした。
そして、空には気候や時間帯に応じてさまざまな表情があることを思い出します。
夕方には西日が空を赤く染め、地平線から、あるいは山の稜線、あるいは建物の縁から、北へ東へ向かって暗い紫に向かっていくグラデーションが美しい。
晴れた夜には、地面から一様な距離にある天球面一面に張り付いた星々が輝き、ときおり流れ星が一瞬、暗い空に光る。
そんな様々な背景をキャンバスにして、様々な模様を描くのが雲です。
一瞬たりともとどまらず、二度と同じ表情を見せない空は美しいと思います。
そんな美しい空に対しても、人間という生き物は飽きてしまうのです。
全く同じ空でなくても、同じパターンの空として認識し、感動の刺激が少なくなって飽きたと感じてしまいます。
そこで、もっと空の事を知ろうと思いました。
大学まで出ていて恥ずかしい話ですが、知ることで楽しくなるという事を知りませんでした。
積極的に知識を増やすことで、空を見た時の楽しさや感動、面白さをさらに感じられると思い、ある本を手に取りました。
学びは使う事で、定着するということも、最近実感として知りました。
そういうわけで、学んだ知識から得られた自分の感想を書いていきたいと思います。
なるべく知識の写し書きだけにならないように、その知識から、何を思ったのかという感情面を書いていきたいと思います。
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