毎日毎日、朝が一番つらい時間だ。
寝ていたい。布団の気持ちよさを永遠に味わっていたいと思う。
小学生の時、そんな気持ちとは真逆の日々を過ごしていた時期があったことを思い出した。
ゲームをやりたかった。アニメを見たかった。
テストでいい点を取るために最後の復習をしたかった。
それらは希望だった。
目覚めたいという意思をもって眠りについていた。
だからといって眠ることが嫌というわけでもなかった。
寝たらすぐに明日が来る。
それは希望と期待に満ちた眠りだった。
そんな希望を今、持てる可能性のある出来事を考えてみた。
ひとつその期待を持てそうなものを思い浮かべる事が出来た。
本だ。
仕事についての実用書にも書かれない程に聞くアドバイスの一つに、難しい仕事は朝1でやれというものがある。
朝1が一番集中できるからだ。
また、趣味も集中する事が大事だ。何事も没頭している時は、それ以外の事を考えていないのだから、不安も焦りもなく、幸不幸を考える事もない。
そして、一番パフォーマンスを発揮できる状態でもある。
そんなゴールデンタイムに読書をしない手はないと、遅まきながら気づいた。
朝1という時間は自分の好きな事に使う。
もちろん寝る前にも本は読む。
もう少し読みたいと思う所であえて本を閉じ、朝読む為に早めに目覚ましをかける。
朝1に楽しみがある。
ごきげんだ。
しかし、朝の時間は早い。名残惜しいが本を閉じる。
そして、夜にまた続きを読む事を考える。
ごきげんだ。
昼の仕事が無ければと思わないわけではないが、楽しみのサンドイッチでごきげんだ。
プライベートも仕事もまだ、時間の使い方をいろいろ改善できる。
沢山のささいなごきげんで辛い事をサンドイッチしてしまおう。
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