仕事はやらなくてもいい。
僕はなにもやらなくていい。
死んでもいい。
積極的に死にたくはないだけで、死んでもいい。
周りと同じように楽しまなくていい。
周りと同じように苦しまなくてもいい。
周りと同じように悲しまなくてもいい。
周りと同じように泣かなくてもいい。
周りと同じように笑わなくてもいい。
春の陽気にそよぐ、涼しくも暖かい、心地のよい風に乗って踊ったっていい。
夏の陽気に活気づき、熱気に心躍るフェスのライブの中で、静かに佇んでいてもいい。
そうしなくてもいい。
思い出すだけでいい。
自分が自分であることが難しいこの世界で、そういった自由があることを思い出すだけでいい。
それはこの世界が安全であり、快適であり、刺激的であり、儚いということを教えてくれる。
自分と世界を大切にする事を教えてくれる。
自分の気の済むまでやること。
それをしても死なないのが日本という環境である。
気の済むまでやったという事が、唯一失われることのないこの世界の価値である。
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