仕事は基本的に楽しくありません。
しかし、やりたいように自分勝手にやっているとなかなか夢中になってしまうものです。
これは、心理学的に当然のことかもしれません。
私の会社は仕事しかできない環境だからです。
当然の事のように思えるかもしれませんが、そうでない誘惑の多い環境というのはなかなか多いと思います。
歯医者に行き、待ち時間に手持無沙汰になったとき、漫画が一種類しかなければそれを読みます。
何もしない方が苦痛であるというのが、人間の本質です。
それを利用します。
家で勉強が出来ないのは、それ以外に出来る事がたくさんあるからです。
やりたいことがあるのなら、それ以外の一切を排除した空間、時間をつくります。
そうすれば、このように、面白くもなんともない、日々の記録が書けるのです。
相変わらずの皮肉であります。誰に向けるでもない悲しく虚しい皮肉です。
私の皮肉の才能は世に知らしめるべきではないから、これでいいのです。
と、意味の無い記録はここまでにしよう。
はい、今日は慣性モーメントと角速度とトルクの関係を習得しました。
この公式や求め方、問題の解き方などは、物理で学位を持つ身として当然知っておりましたが、実務ですんなり扱う事が出来るようになりました。
そういう意味で習得しました。
周りから見れば、遅すぎる小さな一歩かもしれない、しかし、これは私にとって偉大な一歩である。
間違いない。
仕事の勉強なんてと、思っている自分がいるけれど、その勉強は確実に仕事のストレスを軽減し、楽にしてくれる。
そんな当たり前の事がなぜ出来ないか、それは、私が人間だからである。
そして、私は人間の扱い方を知らないからである。
さて、道楽はこの辺にして世界を知る作業に戻るとしよう。
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