家の掃除をした。玄関とキッチン周りをきれいにした。
天気がとても良く、玄関の掃き掃除はのどかで、平和な時間の象徴のようだった。
買い物以外、出かける事はしなかった。
家でまったりと本を読んだ。
妹に電話をした、元気そうだった。おばあちゃんが入院したらしい。
真面目で心が強くはないおばあちゃん。病室で一人なにを考えているのだろう。
会いに行きたいけど、コロナという壁がある。
仕事に影響が全くないからか、コロナによって何かを制限されているという感覚が幸いにも乏しい。
だからこそ、今回みたいなことがあって初めて気づいた。
今は多くの人が未曽有の不自由を感じていると。
僕に出来る事は無い。でも、せめて家族と連絡は取ろう。
壁に掛けたジグソーパズルをよく眺める。
それ以外にも家にある、もろもろを眺める。
僕は、大切だと思う時間をその時よりずいぶん後になって、今を生きる糧にしているようだ。
過去に生きているのかもしれない。
泣きそうになる。
今を教えてくれるのは、やっぱり人である。
そして、本である。
「隣人を愛せよ。」
残念ながら愛し方は知らない。だから、たとえ愛せていなくとも、愛せなくとも、愛そうとすることをやめてはいけないという警鐘だと捉えてみようか。
行動を起こせなくなったら、生き物は生きていないも同じだと思う。
頑張れ。頑張れ。
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