記録/2021.10.14

日記

ポジティブ日記がいいらしい。

そんなことを言われても、と思う自分が居る事を否定できないが、それでもポジティブ日記を書くことが人間という動物にとって、「より良い」のだろうから実践すればよい。

しかし、私は実践しない。

なぜなら、面倒だから。

面倒や怠惰や卑屈をひたすらに、自分の中だけでぐるぐると、掃除しないから洗ってもむしろ汚くなっているのではないかと思う洗濯機のように、ぐるぐるとかき混ぜる。

決して外には漏らさない。

これこそ煩悩。必要のない煩わしさを大切にする人間の心の墜ちつく場所か。

そんな心に猫が染みる。


知っていることと、創造することの優劣をつけたがる自分が居るのです。

私は今でこそ、それがむしろ創造の栄養であり、土台となることに得心がいったのですが、つい最近までは、知識を身に付ける事をすればするほど創造から遠ざかっていくような、そんなことを本気で信じているほど自分に酔っていまして、とても取り返しのつかぬ浪費を犯してきた気がいたします。

今も二日酔いの抜けきらぬ有様で、そんな自らの過ちに気づいたと、そう言い張ることをして、本質的には何も変化が無かったとして、それを誤魔化す為だけの言葉であるような気もいたします。

取り返しのつかぬとは申しましたが、こと時間に至っては誰にとっても取り返しのつかぬものでありまして、例えば中学生で童貞を捨てたかったという事であればそれは確かに取り返しのつかぬことと思えましょう。

しかしながら、もし、タラとレバーを嗜まない性質の人間であれば、過去に目的を持つことは無く、取り返しのつかぬということも無いのかもしれません。

つまりは、もう眠いという事です。

ああ、勉強、勉強。価値を感じる心を取り戻す為に、睡眠です。

おやすみなさい。

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