記録/2022.07.10

日記

いい休日となった。

どういう点でいい休日だと思ったか。まとめておく。

  1. 朝早起きし、一日と一週間後の計画を立てた。
  2. 「家の事」をした
    • 洗濯
    • 段ボールの片づけ
    • 風呂場、トイレの掃除
  3. 衣類乾燥機を設置した
    • ラック組み立てや設置作業という、汗をかくほどの作業
  4. 美味しいものを食べた
  5. 服を買った
  6. お礼の品を選んだ

1は昨日オーディオブックを聞きながら早い時間に寝落ちしてしまった結果論。今日は乾燥機が届く予定だが、ラックは今日到着予定でなかった為、いっそ来週受け取りにして今日は出かけようかと思ったり、いや、乾燥機だけでも早く試してみたいと思ったり、届く時間が早ければその後出かけようかと思ったり、いつも通りの優柔不断でぐだぐだと時間だけが過ぎてゆく、というのがいつもの私であったが、今日はよく寝たからか違った。

一日という時間で出来ることは限られている。それを仕事から学んだことを思い出した。

当たり前に考える。

そうして、上述の「思ったり」のシミュレーションをして、どれだけの事は出来るのかを考えてみた。

そうして、出した結論が今日は一日家のメンテをしながら、乾燥機を待ち、届いたら仮置きして試す。出来たら、外食して、服とお礼の品を買い、そこからは読書をすると決めた。

お出かけは来週することにし、いつも当日の気分で外出を決めているために家を出る時もその後の行動も慌ただしくなっている事を思い、行動計画を立ててみようと思った。

計画を考える時間を決め、内容はおおざっぱにしておき、詳細はこの一週間に詰めていこうという算段である。

ここで人生において、ずいぶんと遅まきながら気づく。

“「計画」って楽しみ、気力につながるんだな~”

計画というといつも対象がやらないといけないことというイメージがあって、そもそもの思考の指向がネガティブだったんだと気づいた。

使いよう。

2の家のメンテは言うまでもなし。家の状態とメンタルは比例する。

3の衣類乾燥機は後輩のススメで、検討し購入したもの。贅沢品だと思っていたけれど、考えてみれば確かに洗濯物を干す時間は特に平日は億劫でついついサボり家の状態悪化につながっているし、休日だってそれ自体時間が結構かかっている訳で、それが自動化されるのは、かなり有益であること間違いなしと判断、むしろ買わない手はないと思い直した。

こういう大きなモノを買うと段ボールゴミは出るし、設置も簡単ではないから面倒だと思ったけれど、手間を惜しむための手間を惜しまない方がいい事は事実だと自分を奮い立たせて、完了させた。

やってみれば、いい汗かいたし、達成感もひとしお。それでいて今後の家事が楽になるのだから、嬉しい感情が湧いてくる。

4、一仕事終えて、充足感とともに空腹感が襲ってきた為、美味しいものを食べたくなった。鎌倉パスタで食べ放題のパンをバクバク食べる。もちろん、パスタも美味しかった。

5、ユニクロのTシャツの着心地が良くて、複数購入。朝着る服を選ぶ手間はこれで無くなった。

6、先週金曜日。仕事中に雨が降ってきた。天気予報を見ない私は、朝雨が降っていなければ傘を持って出勤することはない。困った、今日は仕事帰りにカラオケに行くつもりなのに。そんなとき、偶然の成り行きで折り畳み傘を2本持っているという人が貸してくれることに。有難い。おかげで濡れずにカラオケに行くことが出来た。傘を返す時にささやかなお礼をしなければと思い、買い物のついでではあるが、何か適当なものはないかとぶらぶら歩いていたら、普段と違うモチベーションからの行動だからか、いつもとは違うものが目に入る。違う場所に足が向かう。そんな楽しさも味わえた。

読書も100ページほど進み、内容の進展の面白さもさることながら、好きなセンテンスにも出会えたことが大きい。

嫌なこと憂鬱なことももちろんあるし、そこを感知できるところが人間の本質的な能力であるから仕方ないとしても、それだけに捉われない矛盾を楽しむ能力もあることを忘れたくない。

矛盾の生き物代表、ホモ・サピエンスとして、存分に遺憾なく能力を発揮していきたい。

つまり、いい平日も存在しうるという事を仮定し、その実現を目指す次第である。

それらは何もかも自明であることすら忘れて、私は生きる。

たとえ明日世界が滅びると知っても、私は駄文を書き続ける。

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