昨晩、久しぶりにアルコールを体に取り入れたものだから、体の具合がいつもと違う目覚めだった。
2日酔いというわけではなく、不快な感覚は皆無で、むしろ快調。
これは、アルコールのおかげではなく、たっぷり寝たからだ。
京都の夜、今まで入ったことのない雰囲気の居酒屋とバーに女性と訪れるという初体験は、心配ごとは杞憂に終わるという言葉を改めて思い出させた。
それまでの緊張は、居酒屋では料理の美味しさに、バーではマスターの話力、カクテルの美味しさ、カクテル作りのエンタメ要素によって、みるみる薄れていった。
マスターは、カクテルについて得た知識をそのまま使うのではなく、気になった点について、そしたらああしてみよう、こうしてみよう、というアイデアを持ち、商品という形に落とし込み、より良く自分のアイデアを店の特徴にしていくという、好奇心向上心をもって日々研鑽しているみたいな話をされていた。人の前向きな姿勢、それも遊び心のある、より良い、より新しい、を目指す目線の話には心踊らさせるものがある。
つまりは、楽しかった。
慣れないことは、損をするかもしれないとか、嫌な思いをするかもしれないとか、不安を掻き立てるものであるが、新しい価値観、情報を得ることはそれについてどう思ったかに関係なく、ほとんど得になると思うし、慣れたことばかりするより、楽しいと感じることがほとんどだ。
知らないことを知ることは、良い事だ。
勉強=未知を既知にするという楽しい行為
である。理解が難しければ難しいほど理解できた時の感動は大きくなる。
恐れることをこそ、恐れるべきものだ。
コメント