語り/2020.11.06

日記

食欲。

それを満たすために人は食べ物を求める。

どうせなら美味しいものが食べたい。

身体にいいものが食べたい。

頭が良くなるものが食べたい。

綺麗になる物が食べたい。

そこに需要があることに気付いた者があらゆる食べ物を作る。

1人では効率が悪いから、人を集め、役割分担をして作る。

人は出来るだけ安いものも求めた。

作る人は出来るだけ安く作るために、材料の入手や流通、消費地、人件費を吟味し、その製造工程にも工夫を凝らす。

活動を続ける為には資金が要る。

利益を生み出し続けなければならない。

値段も上げつつ、販売数も変わらないように需要を保つ為に付加価値をつける。

保存方法や、パッケージデザイン、宣伝、ブランド、あらゆる工夫をするだろう。

この工夫にあらゆるジャンルの会社が関わっていることに気付く。

人は食べなければ生きていけないから、食べ物を作る。

最初はそれだけだったはずだ。

それだけの動機から、これだけの企業が生まれている。

僕もその過程の一部になる事業を展開している企業で働いている。

世の中の本質は意外とシンプルで、人の賢い頭が長い年月をかけて動機と結果というシンプル活動の過程を複雑化しているだけなのではないかと思った。

知らんけど。

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