2021-10

日記

記録/2021.10.29

会社に給料を上げてもらえと言われた。 どうやら僕の評価は良いらしい。 でもそれは、単に多くの時間を会社に「居る」ことを評価されているにすぎない。 僕は仕事はもちろん、生きることにも不熱心である。 不熱心ゆえに、いつまでも「居られる」だけだ。...
日記

記録/2021.10.28

煩くなりましょう。 自覚的なツッコミをしましょう。 白ける場面にヒントがあるはずです。 ぶっ壊して、集めて、ぶっ壊して、集めて、その繰り返し。 懐疑の破綻から、連想が生まれ、享楽に殉じて、また、懐疑に生まれることの繰り返し。 懐疑に自覚的で...
日記

記録/2021.10.27

いやだ。 機械に飲まれてしまう。 僕が機械を作るのではない。 僕は機械の一部として、他の部品との摩擦ですり減っていく。 皆同じだ。強度を失い寿命が来て、それが各所で起こり、全体としての機能が損なわれると、予期せぬ動作をする。 僕は、他とぶつ...
日記

記録/2021.10.24

落ち着いた日だった。 なんの気負いもためらいもない。 もはや、生きているとさえ言えないほどに呼吸のみをしていたような気がする。 思考もない。ぷかぷかと呼吸をするための口と鼻だけを水面から突き出して漂った。 僕にはそれが精いっぱいだ。人を愛す...
日記

記録/2021.10.14

ポジティブ日記がいいらしい。 そんなことを言われても、と思う自分が居る事を否定できないが、それでもポジティブ日記を書くことが人間という動物にとって、「より良い」のだろうから実践すればよい。 しかし、私は実践しない。 なぜなら、面倒だから。 ...
日記

記録/2021.10.09

人間はワイヤレスで動くのだ。 ゲシュタルト。 スケールを意識しないで部分的な理解をしようとすると、全体を意識したときに混乱する。スケールを拡縮しながらパズルをするのは、2次元パズルを3次元パズルに拡張した時くらいムリゲーになる。
お話

割れ鍋を塞ぐ

割れ鍋に綴じ蓋。 そんな仕事もある。もちろん私は蓋をする方だ。 一生懸命蓋をした。くさいものに蓋をする思いであった。 仕方がない、鍋を作る立場にない。鍋を作りたいとも、進言していない。 そもそも鍋の作り方も分からない。直し方すらおぼつかぬ有...
日記

記録/2021.10.06

問題がない。 だから生きていけない。 会社には問題があるが、自宅には問題が無い。 問題は解決せねばならない。 知らない事は聞き、答えが無いものには想像と憶測と交渉とを用い、仮説をもって行動すればいい事だが、問題が無ければ何もしなくてよい。 ...
メモ

工場

工場とは、モノに付加価値をつける場所である。 最終的に販売される製品となるまでに、無数とも思えるほど多種多様な付加価値付けをまた無数の工場がそれぞれ行っている。供給連鎖、サプライチェーンだ。 最終的なプロダクトを生産、販売する企業を頂点とし...
日記

記録/2021.10.05

朝、目が覚めて少し身じろぎをすると、洗いたてのシーツから洗剤の香りが立ち上った。 横になったままカーテンを開き、淡いピンクの朝焼けを見とめて、慨嘆し、頭を起こす。 今日も仕事だ。その前に生きている、生きて何をするのか、仕事だ。 まだ、僕は新...