日記記録/2021.10.05 朝、目が覚めて少し身じろぎをすると、洗いたてのシーツから洗剤の香りが立ち上った。 横になったままカーテンを開き、淡いピンクの朝焼けを見とめて、慨嘆し、頭を起こす。 今日も仕事だ。その前に生きている、生きて何をするのか、仕事だ。 まだ、僕は新... 2021.10.05日記
お話悲鳴 それは時雨のように、どちらともなくふらふらとおぼつかない気持であった。 涼しいと寒いの間でさまよう鳥肌の、迷った挙句にぞわぞわと、身震いにもならぬ震えに、どうにもならぬ煮え切らなさをたたえて、少年はそこから意識を逃れたいかのように虚空を見つ... 2021.10.05お話考えたこと