今年もあと一か月になった。
あっという間であった。
年々、一年という時間が経つのが早くなっていくという気がするが、それは嘘である。
二十数年生きてきて一年が長かったと思ったことなど一度もない。
毎年毎年が一様にあっという間だと思うのだが、残念ながらそれを比べる方法はない。
つまり時間が経つのがあっという間という人間の感覚について、掘り下げて考える必要は全くない。
暇人の思考である。
私は暇人なので、それを考えることを自分に許している。存分に暇人を満喫しようと思う。
私は今、クリエイティビティという能力について、ものすごく関心がある。
何も存在しないところに、何かを存在せしめるその能力は特殊能力なのではないかと思う。
私にその能力があるのかどうか。それが問題である。
先天的でなくてもいい、後天的にでもその能力が身に付けられるのであれば、一生ベッドで寝られなくなってもいい。
考えてみれば、私は私のことなどどうでもいいと言いながら、私のことばかりである。
100%自分のことを考えている。
他人に興味がない。
これはとっても幸せなことだ。自分のことだけを考えて生きている。
私は私が存在することを許してくれるこの世界に感謝している。
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