生物図録によるヒトの視覚器の構造の説明を自分の言葉で書き綴る。二次創作。
間違いすらも併せのみ、自分の解釈を持ちたい。
まずは見るとはどういうことか、学ぶ前の認識を整理しておく。
大昔は人の目から出ている物質が情報を得ていると考えた人がいたらしい。
そんな記録があるらしいが、今は光が目に入るという認識が一般的だと思う。
図録の内容もそれに相違はなく、目の構造と細部の名称と役割が詳しく書かれている。
むしろ、光について先に学んだ方が視覚器について学んだ時の楽しさが増すのではないか。
そう思った。
簡単に光について書いておく。
電流や磁石の周りになんかよくわからん力が働く空間があるのはご存じだと思う。
その力の働く空間の力の強弱の波を電磁波という。
電磁波の波長は1ピコメートル、1キロメートル、それ以下以上、その種類は無限にあると言える。
そのあらゆる波長の電磁波の中で、人間の「目」が見える(反応する)のは400~800ナノメートルの範囲だけなのだ。その範囲の電磁波を「可視光」といい、一般的に「光」と言われている。
可視光は私たち人間には、波長が短くなればなるほど、赤色から緑色、黄を色を経て徐々に青く見えるようになっている。
赤色の可視光より波長が長くなれば、赤外線と呼ばれる。
もっと長くなれば、マイクロ波と呼ばれる。これは電子レンジで利用されている電磁波である。
逆に、紫より波長が短くなれば、紫外線。
さらに短くなれば、エックス線と呼ばれ、これはレントゲン写真に使われている。
これらは全て光と同じ電磁波であり、波長が異なるだけの違いだが性質は大きく異なり、私たちはその性質を日常生活で利用している。
つまり、目というのはその限られた波長の電磁波にのみ反応する感覚器官である。
この波長だけに反応する(見える)理由はやはり生物として進化の過程で生存するために有利だからなのだろう。
さて、図録の視覚器について書く前に光の事を書いて力尽きてしまった。
視覚器については、別記事にしよう。
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