yunki

考えたこと

余生感

楽しいことがあった。 悲しいことがあった。 どれも只の思い出。 打ち込んでいるもの、夢中になっているもの、没頭しているもの。 そんな同じ意味の言葉ばかり並び立ててまで、今を探している。 分かりやすく言えば、「楽しいことないかな」状態。 そし...
読書記録

流浪の月/凪良ゆう

先週、月曜日から木曜日にかけて読み進め、めでたく完走したので記録しておく。 この本を書店で手に取るまで、この著者のことも、その著作も一つも知らなかった。 本屋に入ってすぐ目につく、店が売りたい本の棚にこの本はあって、本屋大賞受賞と大きく帯に...
考えたこと

僕の島には僕以外にも人間がいる。時には話したり遊んだりして過ごしている。ただ、この島には少し変わった恒例行事がある。複数人で集まると、高確率で発生するイベントで逃れたくても逃れられない。もしかすると僕には必要な行事なのかもしれない。 僕以外...
日記

タイトルさばき(足立美術館にて)

はじめに これは島根の足立美術館で、正式なタイトルを確認することもせず、ただひたすら思い思いにタイトルを名付け、絵画をさばいていった男二人のタイトル名づけ記録である。 タイトル はやしよしお まちばり 元祖イモト コーヒーこぼしちゃった 目...
考えたこと

「楽しい」後に「苦しい」のは何故か

幸せな記憶 書くべきか書かざるべきか。この連休にしたこと、起こったこと、思ったこと、考えたこと、感じたこと。それらをすべて書くことはもちろんできない。すでに忘れていることもある。思い出せないものごとにはどんな意味があるのか。そんなことを考え...
考えたこと

完璧を目指す罠

完璧を目指して努力する。 完璧を目指し、頑張るのは素晴らしいことだ。 しかし、完璧にしなきゃと思うあまりに自分を苦しめている時がありはしないだろうか。 この状態の「完璧を目指す」には疑問が残る。 この苦しみを乗り越えた先に道は開けるといった...
考えたこと

褒めること傷つけること

誰かを褒める時 他の誰かを傷つけてはいないかと気になった 僕が誰かを褒める時 誰かの長所に目が止まった時 それは自分にはない部分やコンプレックスに思っていることだったりする 人は見たいものを見る 良くも悪くも興味があるものしか見えないものだ...
考えたこと

no title

美しい音 悲しい音に 包まれたあなたが 静かに 月の下で 泣いていた 美しい音 優しい音に あこがれたあなたが 静かに 心の中で 叫んでいた 憎しみの音 怒りの音で 美しい音が聞こえなくなったぼくが 自分の弱さを受けいれられず あなたの弱さ...
読書記録

思考の整理学/外山滋比古 (1)

はじめに 本当は、この本にはどんなことが書かれていて、何に役立てる事が出来るのかを自分なりにまとめた記事にしたいと思っていました。 しかし、うまくまとめる事を考えすぎて、なかなか作業が進まない事と、他にやりたいことや不安なことが出来てしまっ...
読書記録

青くて痛くて脆い/住野よる

感想が、書けない 小説を読んだ感想というのを書くのは難しい。なぜ難しいかというと、どうしても他人の考えを評価することにつながってしまうと思うから。面白かった、面白くないの選択。感動したという言葉が用いられるか、用いられないかということを思う...