日記

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記録/2021.11.24

一週間があっという間だと思った。 一年もあっという間だと思った。 「仕事が分からないヤツ」から「仕事ができないヤツ」に昇格を果たしたこの一年は、慣れない環境への順応という意味でキツい一年であったはずだ。 その一年ですら、早いと感じるというこ...
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記録/2021.11.10

振り向くと鳥居がありました。 その鳥居は今しがた通り抜けたばかりの、町に溶け込む小さな寺の小さな鳥居でした。 ほとんど毎日下をくぐっているその鳥居を、なぜ今突然振り向こうと思ったのか、自分の行動と思考に全く整合が取れず、半ば錯乱に近い混乱状...
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記録/2021.10.29

会社に給料を上げてもらえと言われた。 どうやら僕の評価は良いらしい。 でもそれは、単に多くの時間を会社に「居る」ことを評価されているにすぎない。 僕は仕事はもちろん、生きることにも不熱心である。 不熱心ゆえに、いつまでも「居られる」だけだ。...
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記録/2021.10.28

煩くなりましょう。 自覚的なツッコミをしましょう。 白ける場面にヒントがあるはずです。 ぶっ壊して、集めて、ぶっ壊して、集めて、その繰り返し。 懐疑の破綻から、連想が生まれ、享楽に殉じて、また、懐疑に生まれることの繰り返し。 懐疑に自覚的で...
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記録/2021.10.27

いやだ。 機械に飲まれてしまう。 僕が機械を作るのではない。 僕は機械の一部として、他の部品との摩擦ですり減っていく。 皆同じだ。強度を失い寿命が来て、それが各所で起こり、全体としての機能が損なわれると、予期せぬ動作をする。 僕は、他とぶつ...
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記録/2021.10.24

落ち着いた日だった。 なんの気負いもためらいもない。 もはや、生きているとさえ言えないほどに呼吸のみをしていたような気がする。 思考もない。ぷかぷかと呼吸をするための口と鼻だけを水面から突き出して漂った。 僕にはそれが精いっぱいだ。人を愛す...
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記録/2021.10.14

ポジティブ日記がいいらしい。 そんなことを言われても、と思う自分が居る事を否定できないが、それでもポジティブ日記を書くことが人間という動物にとって、「より良い」のだろうから実践すればよい。 しかし、私は実践しない。 なぜなら、面倒だから。 ...
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記録/2021.10.09

人間はワイヤレスで動くのだ。 ゲシュタルト。 スケールを意識しないで部分的な理解をしようとすると、全体を意識したときに混乱する。スケールを拡縮しながらパズルをするのは、2次元パズルを3次元パズルに拡張した時くらいムリゲーになる。
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記録/2021.10.06

問題がない。 だから生きていけない。 会社には問題があるが、自宅には問題が無い。 問題は解決せねばならない。 知らない事は聞き、答えが無いものには想像と憶測と交渉とを用い、仮説をもって行動すればいい事だが、問題が無ければ何もしなくてよい。 ...
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記録/2021.10.05

朝、目が覚めて少し身じろぎをすると、洗いたてのシーツから洗剤の香りが立ち上った。 横になったままカーテンを開き、淡いピンクの朝焼けを見とめて、慨嘆し、頭を起こす。 今日も仕事だ。その前に生きている、生きて何をするのか、仕事だ。 まだ、僕は新...