記録/2020.12.09

日記

今日も仕事をしただけで、書くことは特に何もない。

何もないとここに書ける事がどういうことか考えてみる。

まずは生きているということ。

良くも悪くも特別な出来事は起こらなかったということ。

厳密にいえば、何もないわけがないことに気付く。

仕事以外にも、通勤中に読書をしたし、お昼ご飯の定食は相変わらず美味しかった。

それらについて、どう思ったかを書けるわけだし、仕事中に仕事以外の事を考えていた時間だってあったはずで、それを書いてもいいし、なんならあることないことなんだって書いたっていいのだ。

努力すれば報われるという言葉はしばしば言葉足らずだとされ、言葉が補われて語られる事があるが、それと同じで何もないというのは言葉足らずである。

なにが足りていないのかと言えば、「特筆すべきこと」となるだろう。

しかし、何でもいいから書きたいと始めたこのブログにおいて、特筆すべきこととはどういうものかなんて決めていないし、考えたことも無かった。

毎日、特に書きたいことないなぁなんて漠然と思っていたけれど、今日書くことは特にないと書いてみたことで、何もないという事についてここまで考えることが出来た。

こういうどうでもよくて、実用的でない思考を凝らすことが楽しい。

今日も精一杯生きた。布団に入って、眠りにつくのは気持ちがいいだろう。

明日もそんな日が訪れる事を切に願う。

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